【注目】【高配当利回り銘柄】日東工業

株式取引

今回は高配当利回り銘柄で私が注目している銘柄を記事にしていく。
Twitterで私が紹介した銘柄の一つだ。

今後、いくらかは当銘柄への投資も検討しており、買い時が来たら
迷わず買っていこう。

ではまず、日東工業とはどんな企業なのか。

【6651】日東工業

電設資材の配電盤とキャビネットで大手。制御盤も主力。製販一貫体制。

https://kabutan.jp/stock/?code=6651

基本的には電気設備業界であり、主に配電盤、制御盤を主力とし、それらを情報通信事業へ
活かしているようだ。

情報通信事業に強みか

確かに、今後携帯電話の5G化が加速するにあたって、その5Gの電波を吹くための
通信基地局の建設が全国でさらに加速していくであろう。
また、それらを建設していくにあたって配電盤・制御盤は必要不可欠の部材に
なってくるため、需要はありそうだ。

またそれらの現場向けのサービスから今度は管理側の『DX推進事業』へも向けて
事業領域を拡大しようとしており、これが実現するのであれば更なる需要が期待できそう。

というのも、現在通信基地局の5G化を加速させるために、各キャリアは
大急ぎで全国で基地局建設を進めているようだが、そうなってくると逼迫してくるのが
部材を保管、そして各基地局へそういった5G用の部材を送っている調達業務ではないだろうか。

その調達において、遅滞・誤出荷等のミスを防ぐことができるようなICTサービスを
提供できるようになれば、この事業はさらに拡大していくのではないかと思う。

超スマート社会(Society5.0)の実現に向けて、情報通信インフラの整備はさらに
強靭かつ万全な構築が必要になってくるだろう。
そのためにも高品質かつ、ユーザーが安心・安全に利用するためにも、
この事業はなくてはならない事業だと私は思う。

海外事業においては未だ発展途上といったところか

海外事業においては、中期経営計画を見ると

・安定した拠点運営と利益を生み出せる体制作り
・事業の選択と集中・不採算事業の縮小

そのような記載があり、現状【強固な事業体制の構築】には至っていないようだ。
ただ、中国とシンガポールに拠点を持っているため、事業の展開次第では
海外の社会インフラ構築に向けて、大きく展開していけるのではと思う。

海外事業においては、未だ投資段階と見ていいだろう。

新規事業としてはファシリティービジネスモデルに魅力あり

現状、日東工業のポジションとしては主力商品の配電盤や制御盤の卸売がメイン。

中期経営計画の新規事業分野の資料では、その他にも太陽光設備やIoT、5Gネットワーク構築の
ソリューションパートナーを目指すなどの記載はあるが、パートナーともなると
競合他社は多く存在するために、既に実績のある業者に割って入ることになるのであれば、
更なる工夫は必要であり、しばらく時間はかかりそうな印象である。

それよりもファシリティービジネスには魅力があり、これまで部材を卸すだけだったところから
工事そしてその後の保守・アフターフォローまで任されるのであれば、
継続的な事業が展開できるのではと私は予想し、かなり期待できるのでは。

まとめ

配当利回りが10%を超えている状態であり、127円増配の一株177円の方針を発表したことが
かなりサプライズになったことだろう。

営業利益は減益になり、従来計画を下回ったことには残念ではあるが、
それよりもやはり増配のインパクトはデカかった。

材料調達難の緩和も計画通りに行けば、今後大幅な利益拡大にもつながる。

事業内容自体は現代社会に沿った内容であり、既存事業については特にネガティブな要素は
見当たらず、既存事業が異業種の応用になるようであれば、更なる事業拡大は期待できそう。

懸念があるとすれば、海外事業・新規事業といったところか。
現状採算が取れていないような記載もあったし、今後どう体制を構築していくかが注目だ。

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