あと2週間弱で年末を迎え、コロナや中国大手企業の破綻騒ぎだので
結局今年も日本経済は翻弄されたわけだが、
業績好調の『楽天グループ』が今後どのような株価の値動きになるのか、今週の展望を予測する。


日足で見ると地合いは悪そう

先週の12月6日に1,100円を割り、このまま1,000円代に下落し続ける勢いで株価は下落していたが
翌日の12月7日で陽線をつけたあと、買いが集中し1,200円付近まで株価が回復。
トレンドで見ると、長期で見ると今年8月に安値をつけたあと、
徐々に安値を切り上げてきているように見えるが
高値の方に関しては1,250円を更新する事ができず、売りが入ってはまた1,250円を目指し、
更新できずにまた調整が入り、そして短期的に見ると安値を切り下げている状態。
そう見ていくと、1,100円付近で押し目買いが入りもう一度高値更新を目指す傾向が
あったものの、20日移動平均線にタッチした途端、売りが入って陰線となったことにより
翌日の取引では大幅に株価が下落する結果になった。
週足ではそろそろ買い時かも

上の画像は5年間分の値動きを週足でチャートに表したものになるのだが、
ぱっと全体的に見ると株価は上昇傾向に見えるが、1,500円の最高値を着けてからは
その後は高値を切り下げている。
紫の150日移動平均線が下値の抵抗線となっており、これを割り込んでしまうと
どんどん株価は下落していきそうなものの、直近で150日移動平均線にタッチしていたとしても
反発しているため、リバウンドを狙うのであれば現在150日移動平均線が位置している
1,050円〜1,100円を狙いに買いを仕込んでいくといいのではないか。


今週は1,100円前後まで売りが入るかも

多少の株価上下動はあるが、1,100円前後まで売りが入る可能性はあるだろう。
とはいえこのコロナ禍の中、業績を落とさずに躍進を続けている楽天。
株価にも注目だ。

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